針供養

2013年02月08日

今日2月8日は、針供養、城彩苑で、熊本県和裁士連合会の「針供養祭」が開かれました。豆腐にさした、供養の針の数々です。



神殿全体は・・・



2月8日は事始め(ちなみに12月8日は事納め)、日頃お世話になっている「針」に感謝し供養する風習で、供養といっても仏式ではなく、「供養祭」として古来より開かれているようです。日頃使わせて頂いて、よく働いてくれる「針」に感謝!  


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1月のきもの歳時記

2009年01月02日

新年になりましたので、1月のキモノ歳時記をご紹介します。(写真は、椿の柄を絞りで染め上げた、紺色地のコート生地〈税込み98000円〉です。)


きもの歳時記

1月    冬の装い 羽織・コート    

寒い季節のキモノ姿を一段と情緒深く演出してくれるのが
羽織やコート。季節が冬となりますと、寒さが厳しい時は勿論、
多少穏やかな日でも羽織やコートを着ているとより一層季節感
が感じられて、「キモノ姿ならでは」の妙味があります。
羽織姿・コート姿の美しさは、キモノの上からはおる事により、
首から肩の線が柔らかくなり、背中の方も帯の結びを隠す事に
より、女性はいち段と背中の線が丸みをおびてきます。そして
男性の場合はいち段と背中の線が直線的になり爽快さが生まれ
ます。
女性のコートは、道行衿の他にも種々ありますが、最近はキモノの
衿の形を応用した道中着コートも評判です。息が白くなるほど寒い時
は、その上に女性はショールを、男性はマフラーをして寒い中の温か
さを満喫してください。町で見かける年配の方々の羽織姿やコート姿
は行き交う人々の心を癒してくれるものです。
                             〔店主 河野 景治〕


きもの銀染はこちらです・・・(℡096-354-6000)
新年は1月4日より初売り営業いたしております。
〈営業時間:午前9時30分~午後6時30分 店休日:第1火曜、第3火曜〉


お車でのお買い物は、水道町交差点西南側・国道3号沿い「県営駐車場」や
水道町交差点北東側・国道3号沿い「パスート24水道町」「ぱーくすりー」を
ご利用ください。(当店にて駐車クーポンを進呈、店員へお申し付けを!)
新年になりましたので、1月の「きもの歳時記」をお知らせします。

  

  


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12月の・・・

2008年12月01日

夜になると、日を追うごとに冬の気配が本格化して、お店の前のテトリアのイルミネーションも、寒さにさえて、より鮮やかに煌いている様に感じます。






12月になりましたので、師走の「きもの歳時記」をお知らせします。

師走の、「きもの歳時記」・・・・年末年始の着物姿

師走に入ると慌ただしい時節になりますが、寒くなる程に袷の着物が適した頃
ともなってきます。そこで年末年始は、帯の取合せで着物姿のバリエーションを
増やす事もお勧めします。

「着物一つに帯三つ」との言伝えが有る程に、帯が替わると着物姿の雰囲気が
変わります。そして帯は仕立も早く準備しやすくも有ります。

同じ着物でも、合わせる帯の色の濃淡や柄の大小、素材の量感によって着物
姿が変わります。普段着の場合は決まり事はあまり有りませんので、季節感
だけを注意して、お好みを大切に楽しく選んで結構です。なお総模様の着物に
は比較的すっきりした帯の取合せを。

年末は、年の瀬の街の雰囲気に合わせて、暖色系や濃いめの色の帯や小物を。
そして防寒用に羽織やコート、道中着を着用します。

年が明けて「新春」になりましたら、春らしい「淡く明るい」帯や小物を合わせます。
初詣でには明るめの着物に厳粛さを醸し出す紋付黒羽織の着用も如何でしょうか。

(きもの銀染・河野景治)

きもの銀染はこちらです・・・(℡096-354-6000)
〈営業時間:午前9時30分~午後6時30分 店休日:第1火曜、第3火曜〉


お車でのお買い物は、水道町交差点西南側・国道3号沿い「県営駐車場」や
水道町交差点北東側・国道3号沿い「パスート24水道町」「ぱーくすりー」を
ご利用ください。(当店にて駐車クーポンを進呈、店員へお申し付けを!)




  


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11月のキモノ歳時記

2008年11月07日

11月に入りました・・・温暖化の影響でしょうか、今年はまだまだ気温が高いようですが、秋から冬にかけてのキモノ歳時記をお知らせいたします。
秋から冬への衣替え

十一月に入りますと冬への衣替えの時節となってきます。熊本は
北日本ほど寒さが厳しいことはありませんが、霜がおり始める頃
が衣替えの時期。冬の着物姿のポイントは「暖かく着て、温かく
見せること」です。

普段着や洒落着では、紬を着る最適の季節でもあります。結城
や信州、越後、米沢等、寒い地方の産地で昔より織り伝えられてい
る紬(つむぎ)類は、ほどよい生地の厚さで、コシがありながら軽
くて柔らかく、そして体温になじむ暖かさがあり、丈夫で着る程に
味わいが出てきます。帯はざっくりとした織りの紬八寸名古屋帯も
お勧め。しっかりした素材で「暖かく着ること」を心がけます。そ
して色合いは暖色系の色を着物や帯・帯しめ・、帯揚げ・長襦袢等
に取り入れ、「温かく見せること」で周囲を和ませます。染めの着物
の場合も同様にしっかりした素材に温かみがある色づかいを心がけ
ます。

また、お洒落と防寒を兼ねたコート・道中着・羽織等もこの時期
からご準備、ご着用下さい。

(きもの銀染・河野景治)

  


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色無地のキモノ

2008年11月01日

11月に入りました。お正月の準備は、如何でしょうか。
きもの姿について、ご相談があったときに、
私どもがご提案するキモノの一つに、
「色無地」のキモノがあります。
「銀染きもの歳時記」より、
「色無地のキモノ」の欄をご紹介します。


重宝な色無地の着物




 一年を通して着物姿で臨んだ方がよりその場にふさわしい場合がありますが、そのような時に何を着ようか迷ったり、また他の方がどのような格好か判らない時に重宝で便利な着物が「色無地」です。

 あらたまった時に着用の場合は家紋をつけます。より格調高くする為には染抜きの日向紋(ひなたもん)控え目にする為には縫いの陰紋(かげもん)を。最近では背中に一つの場合が多い様です。重ね衿も用途に応じてお勧めします。

 お洒落の着用が多い場合は紋を入れないことで幅広い用途に着用できます。決まり事は有りませんので、色や素材の相性を大切に好みの色を着用下さい。

 また礼装向きやお洒落向きの帯や小物の取合せで種々の用途に応じた着物姿が楽しめます。八掛は表と同色がお勧め。また素材が古典柄紋織りの色無地は礼装向きとなりますのでご注意下さい。濃い色と淡い色を揃えておくとより着用の機会が増え、便利な着物になります。

(きもの銀染 河野景治)
  


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