色無地のキモノ
2008年11月01日
11月に入りました。お正月の準備は、如何でしょうか。
きもの姿について、ご相談があったときに、
私どもがご提案するキモノの一つに、
「色無地」のキモノがあります。
「銀染きもの歳時記」より、
「色無地のキモノ」の欄をご紹介します。
きもの姿について、ご相談があったときに、
私どもがご提案するキモノの一つに、
「色無地」のキモノがあります。
「銀染きもの歳時記」より、
「色無地のキモノ」の欄をご紹介します。
重宝な色無地の着物

一年を通して着物姿で臨んだ方がよりその場にふさわしい場合がありますが、そのような時に何を着ようか迷ったり、また他の方がどのような格好か判らない時に重宝で便利な着物が「色無地」です。
あらたまった時に着用の場合は家紋をつけます。より格調高くする為には染抜きの日向紋(ひなたもん)控え目にする為には縫いの陰紋(かげもん)を。最近では背中に一つの場合が多い様です。重ね衿も用途に応じてお勧めします。
お洒落の着用が多い場合は紋を入れないことで幅広い用途に着用できます。決まり事は有りませんので、色や素材の相性を大切に好みの色を着用下さい。
また礼装向きやお洒落向きの帯や小物の取合せで種々の用途に応じた着物姿が楽しめます。八掛は表と同色がお勧め。また素材が古典柄紋織りの色無地は礼装向きとなりますのでご注意下さい。濃い色と淡い色を揃えておくとより着用の機会が増え、便利な着物になります。
(きもの銀染 河野景治)
Posted by 銀染(TVCM) at 11:30│Comments(0)
│きもの歳時記